ロタ島二日目
昨日は釣りの後、軽く島内をドライブしてクールダウンに努め、ソンソン村の歓迎パーティ、プールサイドでの飲みも早目に切り上げて休んだのだが…
それにしても、「魚釣り」やってて筋肉痛とは!他の釣りでは考えられない話だ(笑) 。トローリングは、「スポーツフィッシング」などど良く言われるが、スポーツには筋肉痛は付き物だから、そういう意味だったのか(笑)
今日はモリタ君は予定があるので、一人きりでセレナマリンサービス・ロタに向う。
オーナーの林氏が昨日のことを話す。
「いやぁ~、よくあれだけのを引き上げましたね!私はせいぜい1m程度のワフー(サワラ)やマヒマヒ(シイラ)が釣れれば良いと思っていたのですが…」
「いやぁ~、私だってそう思ってましたよ(^^;)、魚とやり取りしているときに、ジャンさんがハーネスくらい出してくれるのかと思ってたんですけど(笑)…」
「いや、ハーネスはポンピングのために使うんですけど、ポンピングはロッドをあおるときにもある程度はリールを巻かないとダメなんです。普通の人はそれができないから、ジャンは出さなかったんじゃないですかね…」
釣り談義は続き、
「それにしても、あのキャプテン、こんな私みたいな素人にあれだけのを釣らせるんだから凄いですねぇ~」
「ええ、ああいう現地の人は視力が3.0とか4.0とかってレベルですから、我々日本人とは全然違うんです。だから、遠くの鳥山やサメのヒレなんかも簡単に判るんですよ。」
「はぁ~」
「だから、私も本気で釣りにいくときは、必ず現地の人と一緒に行くんですよ。」
それで、今日は、そのジャン船長と二人きりで出発。昨日よりも、和いだ海で海風が心地よい。
今日は、海面に海鳥が舞う鳥山が立つ。でも、その割りには前半1時間は全く当たりなし。まあ、昨日がデキすぎだったか…。ジャンは頻繁にルアーを変える。私も、ジャンがルアーを替えている間、左手に缶ビール、右手に舵輪を握って操船。
と、突然、昨日と同じ左舷のリールから音を立ててラインが引出されていく。ヒット!私はすぐにロッドをホルダーから出して対応するが、身体に昨日の疲労が残り、いささかレスポンスが悪い。それでも、昨日のカジキ並みの感触!私はラインの引出しが止まってから、リールを巻き戻そうとすると、いくら巻いても魚の感触が戻ってこない。結局、魚の付いていない空のルアーを引き上げることに(笑)…、要するにバラしてしまった(^^;
まあ、しょうがない。気を取り直して魚を待つと、まもなく、また左舷のロッドがチョンチョンと動く!あれ?魚かな?と思っていると、「ウィ~~~ン」と物凄い勢いでリールからラインが引出されていく!またヒットだ!今度はモノにするぞ!!ロッドをホルダから手にとると、凄い重さ!リールから「ウィ~~~ン」とラインが引出され続ける!これは絶対に昨日のヤツ以上だ!
と思っていると、急にラインが緩む。全速力で巻き戻すが、またも幾ら巻いても魚の感触が戻ってこない。結局、また魚の付いていないルアーだけが戻ってきた(笑)。またまた、バラしてしまったぁ~、「オゥ~ノォ~!」
ジャンは、片言日本語で、
「魚ガ懸カッタラ、スグニ巻カナクテハ、休ンデハダメ!スグ巻ク!、ファイト!ファイト!デナイト魚逃ゲル!」
引き上げた仕掛けを良く見ると、針先が1mm程逆に曲っていた。要するに完全にフッキングされてなかったということなんだろうが…。ジャンが簡単にペンチで直す。
う~ん、しかし二回続けて決定的なチャンスを外すとは!まあ、所詮、これが本当の実力だよなぁ~。身体に筋肉痛と、釣れなかった徒労感だけが残される(笑)
その後は、何度も鳥山をくぐるも全く当たりなし。私はジャンにヘタクソな酔っ払いイングリッシュで、
「あんたがせっかく2回もビックチャンスを作ったのに、オレが全部台無しにした…、こういうのを日本じゃ『ヘタクソ』っていうんだよ(笑)」
まあ、今日は十分楽しんだから良いや、と思っていたら、帰港直前になって、またまた左舷のロッドに当たり!今度こそは絶対ゲットするぞ!今度は最初のラインの引出しが終わった後、ロッドをホルダに収めたまま、ある程度長さのラインを全力で巻く。ロッドをホルダから手に取ると、前のヤツよりは大きくない感触。だが、気を抜かず着実に巻いていく。やはり、最後の方は手が重くなってくる。
今度はなんとか引き上げた!実測80cmのサワラをゲットォ~!この魚も昨日のカジキと同様に持ち帰らせてもらった。ジャンは「アンタ、『ヘタクソ』ジャナイ~」
いや、良いお人だね。
とにかく、良い気分で終われてよかった。
それにしても、たった延べ5時間程度の釣行で、①カツオ(モリタ君)、②バショウカジキ(大野)、③サワラ(ジャン)、④幻の大物その1(笑)、⑤幻の大物その2(笑)、⑥サワラ(大野)と合計6回も当たりを出すのだからスゴイ!。ハワイ当たりでやった人の話を聞くと、全く当たり無しで帰る人が多いというのに…、
それで、ハーバーに帰港、セレナマリンサービス・ロタの林氏とおかみさんと私とでお別れの記念撮影。どうもお世話になりました。
午後は、クールダウンを兼ねて、レンタカーでドライブ。窓を開けっぱなしにして、島風を感じながら南国の道をゆっくりと走らせる。
南国の一本道、 椰子の木が風情をそそる。
千本ヤシの道。
ビーチの鮮やかに輝く海。
島の北東部に走り、バードサンクチュアリに到着。海と絶壁とが織り成すスペクタクル。あちらこちらに海鳥が白く舞っているのが分かるでしょうか?
こちらも、下の方に鳥が舞っています。美しいですねぇ~。これで、カメラマンの腕が良かったらもっとキレイなんですが…
沖にはスコールが出ています。雄大な自然の光景。
スコールの後は、美しい虹が立ちます。
さて、夜は旅の納めのディナーパーティ!
昨日のカジキと今日のサワラが皆様に献上されます。 お魚はどうなったでしょうか?
これが生前のお姿。
これが調理後。超特大のカジキマグロの刺身お造り。
ああぁ~、哀れな姿になっちゃって(笑)。白く見えるのがこの日釣ったサワラの身なのです。
皆に宝魚を献上した私は得意になって写真撮影。
お魚の肉はどんどん無くなっていく。カジキの赤身も歯ごたえと甘みがあって美味いが、獲れたてのサワラの切り身も絶品! とにかく、皆さん、美味しく召し上がっていただいてありがとうございました。
やっぱり、釣った魚を酒の肴にして食す。釣りの醍醐味とはこうでなくちゃ。本当に今回の旅行は楽しめました。旅行幹事をはじめとした方々には感謝いたします。ありがとうございました。


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